平成25年1月7日　年頭の式典が行われました。

　本社工場・尼崎工場・営業部・管理部門などが本社の食堂に集まり、社長から直接お話しを頂きました。堺工場では、工場長より社長の「年頭のごあいさつ」を代読いたしました。

　その内容は、

　欧州、米国並びに中国をはじめとした新興国を中心とした世界経済から当社を取りまくめっき業界・経営環境に触れた後、MBO後スタートした新生田中亜鉛鍍金㈱について触れられ、厳しい環境下だからこそ社員一同の挑戦、責任に協力と信頼関係の構築を要請されました。

以下、一部抜粋

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　昨年は、東日本大震災後も緩やかに回復を続けてきた日本経済には足踏みがみられ、欧州の債務危機の長期化と米国の財政の崖への懸念がそれに追い打ちをかけました。また高成長を維持してきた中国をはじめ新興国にも変調の兆しが見られました。

　日本経済はデフレと長期化した円高に悩まれされた一年でした。

　めっき業界におきましても、取りまく環境は関東地方については徐々に回復の動きが見られましたが、関西地方はまだなお厳しい状況です。こういった厳しい環境の中で当社においては、ＭＢＯ後、新生田中亜鉛鍍金としてスタートした元年でありました。業績は、後半若干の改善が見られますが、同時にいろいろな問題が浮き彫りにされた年でもありました。

　孔子に晩年の言葉に「天を怨まず、人を咎めず、下学して上達す」という文言があります。

　これを我々の状況に当てはめれば経済環境を怨まず嘆くよりも挑戦、言い訳や他人のせいにして責任転嫁をせず、自分たちのできることをしっかりと実行することで自分が最終責任者なのだという気概を持って仕事に取り組むべしを読むことができます。加えて、重要なのはスピードとタイミング。過去にとらわれない大胆な改革も不可欠。痛みを伴うとしても、これを実行しなければ我々の未来はありません。しかし、これらの改革実行はすべて皆様のご協力とお互いの強固な信頼関係が必要です。

　本年は【日々進化し発展し続ける会社】の5年目です。

　皆様とともに一丸となって、営業、製造、技術開発の原点に立ち帰り、力強く進化発展に向けて努力してまいりたいと思います。

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　最後に社員の家族の幸せをお祈りされ、締めくくられました。